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2012年2月 名古屋文化幼稚園新園舎堂々完成

園舎という物理的な環境は、こどもたちの成長に大きな影響を与えます。
良い環境には、そこに集う人たちをのびやかに育てる力があり、社会性や創造性を高める力があります。名古屋文化学園が持つ優れた教育理念を具現化する環境を創りだしこどもたちが多様な体験をする空間を創造したい、そんな思いの環境づくりを行いました。

新園舎完成予定図

1. 竣工:平成24年3月

2. 設計:仙 田 満 (環境デザイン研究所、東京都港区六本木)

設計は世界的建築家である仙田満氏に依頼しました。仙田氏は大きな公共施設の他に数多くの幼稚園・保育園の設計を手がけています。本園 (校) は名古屋市内で仙田氏初めての作品となります。

●著作

  • ・ こどものあそび環境 (筑摩書房 1984年)
  • ・ あそび環境のデザイン (鹿島出版会 1987年)
  • ・ 子どもとあそび ー環境建築家の眼― (岩波書店 1992年)
  • ・ 環境デザインの方法 (彰国社 1998年)
  • ・ プレイストラクチャー 〜こどものあそび環境デザイン〜 (柏書房 1998年)
  • ・ 幼児のための環境デザイン (世界文化社 2001年)

●最近の施工例

  • ・ 慶應義塾日吉キャンパス協生館
  • ・ 新広島市民球場

3. 施工業者:株式会社 鴻池組 (本社 大阪市北区)

4. 新園 (校) 舎コンセプト

学生と園児が触れ合うことができる環境づくり

本施設の最大の特色は幼稚園と幼稚園教員や保育士を目指す専門学校が併設しているところにあります。2つの機能が融合し、学生と園児がお互いを意識しあい、ともに育つような環境づくりを目指しました。
・学生とこどもたちの交流を促す「中庭」
・保育の様子を観察できるスカイロード

学習や遊びに集中できる環境づくり

幼稚園は教育の場です。学びの時間はこどもたちが集中して学び、遊びの時間は元気いっぱいに遊ことができる園舎です。

5. 幼稚園概要

  • ・ 総ての保育室は広々として (56平方メートル) 風通しが良く光あふれる南向き。
  • ・ 80名収容のランチルーム。幼稚園給食の新しい形を創造します。
  • ・ 総てのトイレはドライ仕様。明るく清潔。
  • ・ 四季を通して利用できる温水プール。
  • ・ お母様たちの談笑スペース (エレベーター完備)。
  • ・ 気軽に遊べるパソコンルーム (保育専門学校と共有)。
  • ・ 楽しい蔵書が一杯のこども図書館 (保育専門学校と共有)。

6. 遊具

  • ・ 運動場を一周する仙田満氏デザインの回廊。
  • ・ 回廊を有機的に利用した個性的な遊具。
  • ・ 東館体育館と繋がる上空通路。