先生になるぞ!

子どもたちができることよりも、子どもたちができなかったことのほうが保育計画を立てる上で大切だ

 

今回、2週間という限られた期間の中で数多くのことを実習先の先生方や子どもたちから与えていただきました。実習中は園外保育や歯科・内科検診などの行事の重なる忙しい時期ではありましたが、部分・指導実習を行う機会も与えていただき、実習先の園の先生方には感謝の気持ち会いっぱいです。実習を通して子どもたちと触れ合ったり、先生方と子どもたちの関係を間近で拝見したことで、教育実習が始まる前より明確に自分の理想とする保育者像が見えるようになりました。

今回の実習の中で一番勉強になったことは、「子どもたちができることよりも、子どもたちができなかったことのほうが保育計画を立てる上で大切だ」ということです。今まで私は「子どもたちができたこと、上手に行えたこと」だけに焦点を当てていましたが、それだけでは何か起こった時に対処しきれないことを知りました。何か起こった時に速やかに対処できるということは、子どもたちに安全で楽しめる環境を提供するためにも大切なことだと思いました。子どもたちがうまく行えないことを知ることで、保育者個々の援助・配慮が変わってきます。子どもたちそれぞれの発達にあう適切な援助を考える上で欠かせないことであると強く感じました。

実習に入る前は2週間という期間がとても長いと感じていましたが、実際に実習を終えてみるととても短く、気が付くと最終日を迎えていました。まだまだ未熟な私では至らぬ点も多く実習園にはいろいろご迷惑をかけたことと思います。いつも笑顔で迎えていただき親切丁寧にご指導いただいた2週間はとても充実しており、中身の濃い実習でした。先生方のような保育者となれるよう、この実習で得たことを忘れず今後の学びに生かしてゆきたいです。

 

(「全国幼稚園教員養成機関連合会」HP より)

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