2020.08.03 授業
領域表現(造形)の授業③
領域表現(造形)の授業で制作された作品を紹介します。
前回までの記事はこちら ☟
(ドラえもん)
互いの作品を鑑賞する場面では、様々な感想や意見がだされました。
(かば)
「この作品は、何が表現されていますか?」と質問をすると、表現されている物の具体的な名前を答え、その答えが作者の意図する物であれば、作者は大変満足そうな表情になります。
しかし、それがずれているともどかしげな表情となります。
ここで、正解をあてることよりも重視したいのが、そのずれについてさまざまに考えたり、想像したりすることです。
これは、唯一の正解を導くクイズ大会ではなく、互いを知ることに楽しさを感じる『遊び』です。
(ねこ)
フレーベルは、『遊び』を、内面生活を映す鏡と考えました。
内面生活を映す鏡とは、『遊び』そのものが心の動き、感動、驚きをそのまま映し出すということです。
一つ一つの紙片が集まることで予想外の造形があらわれ、それが心の動きに繋がります。
そして、それぞれの感性で見立てられた造形は予想外に感動を呼びます。
(犬)
未来の保育者として、この「コラージュの醍醐味」に気づき、その醍醐味をこどもともに味わうことを期待しています。
(担当教諭より)