海外での経験を経て療育支援事業所を3つ運営しています。
卒業生先生にインタビューしました。様々な経験を経ていま、療育支援所を運営(経営)していらっしゃる先輩です。
中学生の時からボランティアなどで、幼児体育教室のキャンプやスキー教室などのお手伝いをしていました。そのときから、日本以外の国のこどもたちの様子や、生活環境を知りたい!海外の保育も学びたい!とにかく海外に出たい!と思っていました。
保育の専門性を高めたい、海外で働きたい、ロンドン文化幼稚園で働きたい!という気持ちから、進学先は名古屋文化学園保育専門学校の一択でした。
在学時に参加したオーストラリア保育実習も大きな経験となりました。
オーストラリア保育実習での経験は大きく今でもその時の仲間はよき仲間です。
(オーストラリア保育実習仲間!)
ずっと希望していたロンドン文化幼稚園でしたが、「日本の園で3年間地に足をつけて踏ん張りなさい。世界が広がるから」というロンドン文化幼稚園の園長先生からの言葉をいただきまずは日本で就職。
私立の幼稚園で経歴を積み、ロンドン文化幼稚園の求人が出るのを待っていました。
そして、3年後、ロンドン文化幼稚園を受けさせて頂き採用!晴れてロンドンへ渡英しました。
ロンドンでは、園長先生から様々に指導していただき、保育はもちろんのこと、人生について、自分自身に向き合うことについてを学び、生きる力、自信を積み上げていくことができました。
とても感謝しています。
ロンドンでは約3年働き帰国。
帰国後は、保育とは離れて広告代理店で働きましたが、やはりこどもの業界に戻りたいという思いと、今度は先進国ではなく、途上国の生活に密着したいと思い2年後28歳の時にベトナムホーチミンへ移住。現地の日本人幼稚園(多国籍園)で5年半働きました。
休日には隣国のカンボジアにボランティアに行くなどしました。
「何もないところで保育をする」という環境で、保育のスキルを大いに磨くことができました。
様々な国の子ども達と出逢い、学びを得る中で感じたことは、子ども達の笑顔は変わらないこと。そして心で向き合うことができたら、言葉や国境は関係のないことなどを実感することができました。
その後結婚を機に、日本へ帰国。保育園や療育センターを経て、現在は療育支援事業所を3つ運営しています。
今は毎日毎日楽しいです。笑って一日を終えられている事。何よりも好きな仕事につけており、好きなものに囲まれているなんて、とても恵まれており、あまりつらいことはなく、ただただ楽しい日々です。
施設には幼児さんから中学生までのこどもたちが通っています。大きな子たちが手伝ってくれたり、中には、「FululUの先生になりたい!」と言ってくれる子がいて、とても嬉しいです。その夢が実現できるよう、私も頑張りたい!と思いました。
大変なことは、会社を経営する中で、保育の現場だけではなく経理業務をする必要があることです。現場上がりの私には堪えます(笑)
チームとして働く現場であり、一人一人が個性あふれる仲間との時間の中で切磋琢磨し時に想いが伝わらずもがくときもありますが、敬意をもって接すること、何よりスタッフの皆さんが「楽しかった~」と笑顔で帰っていかれる瞬間や、子ども達と共に大笑いしている時間がやりがいであり誇りであり幸せかなっと感じています。