校長就任挨拶
本校校長の仙石美千代先生が本年9月20日に逝去されました。まだ54歳という若さであった仙石先生、校長でありながら音楽(器楽)の授業を担当していた仙石先生、学校内に留まらず保育関連のいろいろな役職を務めていた仙石先生。その思い出は数限りなくありご逝去を心から悼みます。
今、学生の皆さんも学園教職員も深い悲しみに包まれているところです。しかし、学生諸君の勉学には停滞は許されません。近い将来、幼稚園・保育園の現場に立つことを約束されている学生諸君は、こどもたちのためにも自分自身のためにも勉学を続けなければなりません。仙石先生への思いは胸にしまって前進していかなければなりません。本校としても早急に新校長を定める必要があり、本年9月28日の学園理事会・評議員会において、私、加藤紳一郎が新校長に選任されましたのでここに報告いたします。

私は、平成5年から平成27年までの23年間、本校校長の職にありましたので校長職のになんたるかは承知しているつもりですが、離れていた3年の間に仙石先生がいろいろな改革を断行してくれましたので、それを尊重した上で、仙石先生の考えていた未来像と私の知識を合わせて、より優れた保育者養成に努めていきたいと思います。

私は平成12年からは学園全体の理事長の職にもあり、3年前、本校校長という重たい荷物を仙石先生に預けてホッとしていたところですが、再び、この仕事に携わることになり気の引き締まる思いです。これから、本校教職員と力を合わせて学生諸君が前進していけるように努力を傾聴していく覚悟であります。皆様方のますますのお力添えをいただきますようお願いいたします。
平成30年10月1日
名古屋文化学園保育専門学校
校 長　加 藤　紳 一 郎
(学校法人 名古屋文化学園 理事長兼務)