先輩インタビュー トビタテ!留学JAPAN 12期生①
オーストラリア・ゴールドコーストに1年間留学する予定の市川さんにインタビューをしました。
(2020年4月より留学する予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で9月に延期されました)。
留学を目指すきっかけになったできごと
「いつから留学したいと思っていたのですか?」
オーストラリア保育実習ツアーに参加したとき、現地で保育者として働く先輩に出会ったことがきっかけです。
英語が全く話せなくて保育実習中に、園の先生たちに伝えたいことがうまく伝わらないことが悔しくて1日中泣いたとき、先輩は親身になって話を聞いてくれたり、相談にのってくれました。
そのとき、「英語が話せなくても、失敗しても自分から何かを伝えようとする姿勢が大切だよ。それが海外で働く保育者の第一歩だよ!」と声をかけてくれました。
この言葉に感動しました。
実習でも、実習以外でも後輩の相談にのってくれる先輩に憧れて、留学したいと思いました。
オーストラリア保育実習ツアーでは、オーストラリアで保育士として働く先輩方のお話を聞く機会があります。
グループにわかれて実習指導をしていただいたり、個別に相談にのっていただいたりするのは、
貴重でかけがえのない体験!真剣に話を聞く市川さんの姿も!
実習園は本校附属園のオージーキッズ・マーメードウォーターズ幼稚園。
母娘留学する友人も!
ウェルカムムードいっぱいで感激しました。
進路選択について
「留学するには、いろいろな方法、選択肢があります。市川さんの留学先を教えてください」
進路選択では、指定校である名古屋短期大学専攻科留学タイプへの進学も考えました。
けれど、進学にかかる費用と留学費のことをふまえると、決して安いものではありません。
進路に悩み、学校の先生に相談した際、文部科学省の留学支援制度「トビタテ留学JAPAN!日本代表プログラム」の存在を教えてもらいました。
日本代表に選ばれると、留学に対する奨学金として金銭的なサポートを受けることができます。
そこで、先生方のサポートを受けながら受験し、晴れて12期生として合格することができました。
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(↑ 1年前の市川さん)
「なるほど。トビタテ!留学JAPAN日本代表として国費で留学をするのですね」
はい。
トビタテ留学JAPANとは、「日本に貢献できることは何か」を考え留学プランを計画することで、その留学プランに対し奨学金として経済的サポートを受けることができるという留学支援制度です。
経済的サポートを受けることができること以外にも、1期生から12期生までのコミュニティがあり、過去にトビタテ生として留学経験のある先輩から、留学に関するアドバイスを受けることができます。
トビタテ留学JAPANに参加した人の多くが、海外留学中も、そしてその後も、留学経験を生かして何らかの形で日本に貢献しています。
そういった先輩たちとSNSを通じて個人的につながることができ、具体的な質問や今後の生活なども相談することができます。
可能性や視野がぐんと広がりました。
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合格の知らせを聞いた直後に校長先生とパチリ📸
(続く)
※トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム
文部科学省ウェブサイトより
トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラムとは
「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は、2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度です。
2020年までの7年間で約1万人の高校生、大学生(短大生・専門学校生)を「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の派遣留学生として送り出す計画です。
派遣留学生は支援企業と共にグローバル人材コミュニティを形成し”産業界を中心に社会で求められる人材”、”世界で、又は世界を視野に入れて活躍できる人材”へと育成されます。
帰国後は海外体験の魅力を伝えるエヴァンジェリスト(伝道師)として日本全体の留学機運を高めることに貢献することが期待されています。
(長期の海外留学や短期海外留学を体験した先輩たちの体験談やお悩み解決法がキーワードで検索できる『留学大図鑑』。)